ゼロのひとりごと

某大学生のひとりごとをつらつらと更新中

新入生向けPCについて語る

f:id:rk_001_zer0256:20200411075747p:plain

どーも。ゼロです。

今回は、新入生や新たにPCを購入する大学生に向けて記事を書こうと思います。

 

筆者のスペック

  • 都内情報系3年 ゼミはWebプログラミングをやるゼミに所属(あと統計とか情報可視化とか)
  • 1年次は家のPCがポンコツだったので毎週土曜日に大学へ通う
  • 1年次の年末年始にMacBook Proを購入(届いたのは大晦日
  • 今は(時節がら)でリモートでPCを使用(会社はMacBook Airを使用してるが移行が面倒なので自機でやってます。あと普通に部屋にMac二台あっても邪魔ですw)

筆者のPCについて

わかる人少ないかもですが、スペック表貼っときます。

f:id:rk_001_zer0256:20200322214653g:plain

2017年モデル(購入時点で1年型落ちモデルです)、Touch Barなし

CPU Corei5/デュアルコア

RAM 8GB

SSD(ストレージ) 256GBです。

本体が17万くらいで、保証(AppleCare)をつけて約20万くらいです。

紹介しておいてなんですが、メモリ不足なので今年MacBook Proの新型が出たら自腹で買い換えます笑

 

記事を書こうと思った理由

今更ですがw

時節柄オンラインでのMTGの実施やウェブ面談、講義などでPCはより欠かせないものとなりつつあります。多分大多数の人にとってPCを本格的に使用するのは大学からなのかなって思います。

ということで、新入生やこれからPC買う方の参考になればいいです。

大前提として、ここではノートPCにスポットを当てています。大学等に持ち運べるのでデスクトップの方が安いですが場所の制限が出てしまうので買うならノート型を推奨しています。なお、今回は大学4年間使用できるスペック、つまり長期的な目で見て耐えうるスペックを示しています。結論から言うと、最低限のスペックから1段階、もしくは2段階ほど上のスペックであれば4年間耐えれると思います。

 

個人的に思う最低限スペック

文系でレポートやネットサーフィン、写真管理などが中心であれば

・CPU Core i3

・RAM 4GB

SSD 128GB(もしくはHDDとのハイブリッド)

この辺りだと思います。

 

理系だと少しスペックが上がり、

・CPU Core i5

・RAM 8GB

SSD 256GBくらいかな

CADとかシミュレーションなどを多用するならi7、16GB(もしくは32GB)、512GBあたりではないでしょうか。(バリバリの理系ではないので、これ以上は控えますm(_ _)m)

 

まず、CPUやSSD、RAMと言った言葉の説明から入ります。これは家電量販店や各メーカーのサイトで必ず出てくるキーワードです。まずここから自分で納得がいくモデルを探しましょう。

用語解説

CPUについて

まず、CPUは「頭脳」という例えがよく使われます。性能がいいほどキビキビと動きます。

 

CPUの性能順

    Core i3 < Core i5 < Core i7 < Core i9

 

大体のPCにはi3~i7のCPUが積んであります。WordなどのOffice*を使う、ネットサーフィンやYouTubeを見るだけならi3でも動くとは思いますが、**大学4年間を考えるとCore i5以上がおすすめです。**動画編集をする人はCore i7をお勧めします。

 

 

CPUでデュアルコア、クワッドコアという言葉を聞いたことがある人がいるかもしれません。

これは、頭脳の数を示しています。デュアルなら2、クワッドなら4です。ただ、デュアルからクワッドコアにすることで性能が倍になるわけではありません。最近はクワッドコアも増えているので性能を上げたい方はコア数も見ることをお勧めします。

 

 

*Officeについて

Word、ExcelPowerPointの総称。Microsoftが作ってる。大学生なら絶対使うソフト。

大学によってはMicrosoftと提携を結んでおり、4年間無料で使用できる場合がある。

Macでも今はほぼ問題なく使用できるが、提出前に確認することが望ましい。(フォーマットが乱れているだけでレポートがポシャるとか悲劇でしかないです笑)

 

RAMについて

次にRAM(ラム)です。メモリと言った方がわかりやすいでしょうか。

メモリは情報を短期的に保存するものです。学校のPCは電源が切れるとデータが消えるものが多いとは思いますが、電源が落ちるとメモリにあるデータが消える仕組みになっているのです。

メモリは「机の広さ」によく例えられます。

狭い机にたくさんの教材やノートを並べて勉強しても捗らないでしょう。用途にあった大きさが必要なのです。

  • メモリの性能順

4GB < 8GB < 16GB < 32GB

メジャーなものは大体16GBまでのメモリが積んであります。

ちなみにですが、Windows10の推奨環境は2GBとなっていますが、個人的な意見を言わせていただくと最低でも8GBはあった方がいいです。予算が許すのであれば16GBを積むことをお勧めします。

 

なぜ、メモリを増やした方がいいのか

これはシンプルでマルチタスクの時に効率が上がります。みなさん普段PCを使う時にどのくらいの作業を同時並行していますか?

例えば iTunesで音楽を聴きながら、ブラウザを開いて検索をしつつ、レポートを作成。

こんなことはザラでしょう。

メモリがカツカツになるとブラウザがキビキビと動かないといったことが起こることがあります。

なので、メモリは最低でも8GBあるモデルにしましょう。

 

ストレージについて

最後はストレージについてです。

ストレージはPCに保存できるデータ量を表しています。今メジャーなのはSSDと呼ばれる規格です。

少し前まではHDDが主流でしたが、今ではSSDのみのモデルが増えています。

 

HDDとSSDの違い

HDD 大容量で安価であるが衝撃に弱く、故障しやすい。動作音がする。

SSD 高価で容量が少なめであるが、衝撃に強い。書き込める回数が決まっている。動作音がしにくい。

読み込みなどの速度は圧倒的にSSDの方に軍配が上がります。

よく勘違いされることがありますが、SSDにももちろん寿命があります。

 

 

ストレージの容量順

128GB < 256GB < 512GB < 1TB < それ以上

大体こんな感じでしょうか。

 

最近はHDDとSSDのハイブリットもあります。これはOSのシステムやよく使うデータはSSDにあって、それ以外はHHDに保存してあるイメージです。

ハイブリットはSSDのみに比べて安いことが多いですが、HDDにあるデータの読み込みなどはSSDに比べて遅いです。

大学4年間使うため、ストレージは最低でも256GBのSSDがお勧めです。

 

レポートなどのテキストメインのデータはあまり容量を圧迫しませんが、写真や動画を多く保存する人は外付けのHDDなどを検討することをお勧めします。もちろん予算があれば読み書きが早いSSDを増やすという選択肢もありますが、いかんせん高価なので外付けHDDを使う方が安く済みます。

 

ここまでの説明をまとめると以下のようになります。

おすすめのスペック一覧

CPU Core i5

RAM 8GB(予算が許すなら16GB)

ストレージ SSD 256GB

大体文系などであればこれで十分なスペックになるはずです。

理系の方は使用するソフトなどによって変わってくると思うので大学に確認してからの購入をお勧めします。

 

 

OSについて

OSはPCを動かすソフトのことです。これがないとPCはただの箱です。

パソコンを購入する時にまず検討するべきポイントとしてWindowsMacかという選択肢があると思います。これは宗教論争的な側面があり、わかりやすく言えばiPhoneAndroidの選択のような感じでどちらでもいいとは思います。

 

ただ、PCに慣れていない方の場合はWindowsをお勧めします。これは周りで使ってる人や大学でもWindowsを採用している場合が多いからです。ですが、最近はMacも増えていると思います。(実際私もですが笑)

 

プログラミングをしたい方はMacBookの方が何かと便利だと思うのでMacも視野に入れるといいかもしれません。あと、iPhoneとの同期は便利です。(私はそこまで恩恵を受けていない気がしますが笑)

 

ただ、大多数はWindowsを使用しているということを頭に入れておいてください。社会に出た時に使用する確率が高いのはWindowsだと思います。どちらも作業できるようにしておくことがベターです。まあ。最近はOS感の違いも昔よりは減ってきたようですのであまり身構えなくてもいいのかもしれません。

 

その他に購入時に見ておいた方がいいポイント

ここからは個人的にPCを買った時に見ていたポイントについて書いて行こうかと思います。参考になれば幸いです。

  • 外部端子の数

ぶっちゃけMacBookにはUSBメモリが刺さりません笑 ハブと呼ばれるアダプタを購入して使うことになります。ただ、自分はクラウド*にデータを保存する方式に切り替えたので特に問題とは思いませんでした。

USBケーブルなどでスマホや外付けHDDを使う人やモニターに映像を出力したい方、動画や写真をPCに取り込む方は外部端子をよく見た方がいいかもしれません。

 

*クラウド

直訳すると雲を意味する。インターネットなどのネットワーク経由でデータを預けたり、取り出ししたりできる。

代表例 iCloudApple)、Googleドライブ(Google)、OneDrive(Microsoft)、Dropbox

 

  • バッチリー

PCを持ち歩く方はできるだけバッテリー持ちが長い方が使える時間が長くなります。ACアダプタは嵩張る場合も多く、コンセントがいつでもあるとは限らないのでバッテリー持ちがどの程度かどうかはしっかり調べましょう。

 

  • 重さ

大学等に持ち出すのが月に一度などならその時だけ頑張ればいいかもしれませんが、毎日持ち運びをする場合は重さは重要な観点です。1.5キロまでが個人的には限界かなと思ってます。

 

もちろん、荷物量や通学時間によって大きく変わるので軽いに越したことはありませんが、あまりにも軽量化に振っているPCはディスプレイサイズや性能などを犠牲にしている場合がありますので、性能と重さのバランスをよく考えて選びましょう。

 

  • ディスプレイサイズ

小さすぎても作業は捗らないし、大きいと持ち運ぶ時に大変だと思うのでオススメは13インチ前後です。このくらいの大きさがあれば不便には思わないでしょう。大きな作業領域が欲しい場合は、外付けのモニターを検討しましょう。あまり画面が大きいと持ち運ぶバックに入らないといったことが起こり、デスクトップpcのように自宅から持ち出さなくなってしまうので気をつけましょう。

 

 

以上がPCを選ぶ上で私が重要視したポイントです。

細かいですが、PCは高価で4年間使うものですので後悔のないように選べることを祈っています。

 

 

ここからは私と同じ大学に通う方にアドバイスをしたいと思います。

先述しましたが、私の大学はMicrosoftと提携を結んでいるため、Officeなしを購入しても4年間は使用できます。(Mac版もあります)

 

情報デザイン専攻の学生でデザインに興味がある学生は、Adobeのクリエイティブ クラウドを契約することをおすすめします。(学割あります)

 

講義で使用することになりますが、課題は1時間以上かかる場合が多く家や自分のPCに入れれば休みの日などに家で作業することができます。ないと放課後に大学に残ったり、休みの日に大学に通う羽目になることがありますw

 

ノートPCに入れるとスペックが低い場合にストレスが溜まる場合があると思いますのでこれは自宅のデスクトップ等に入れてもいいかもしれません。私は自宅のPCのスペックが低いのでMacBook Proに入れています。

 

※1年次に通年でデザインの講義は必修となっています。

 

デザインの興味がない学生へ

私も興味がない学生の一人でしたが、今インターン先でデザイナーをやってます笑

画像を加工して構成するだけですが、講義でやっていて良かったと思ってます。Adobeは有料ソフトなので触れるだけで武器になることがあるので1年きついと思いますが頑張ってください。

 

情報デザイン専攻は教授も非常勤の方も面白い方が多く、クラスという概念もあり笑

みんな仲がいいです!他の学部とは違って実践的なことや変わったことが学べるので貴重な4年間を大切に頑張ってくださいm(_ _)m

 

ということで、この記事をお読みいただいた方が後悔のないPCを購入できることを祈っています。

 

ではでは〜